「参加したほうがいいのかな」
「でも、本当は行きたくない」
「協力したほうがいいなあ」
「でも今はゆっくりしたいな」
そんなふうに、心が揺れる瞬間ってありますよね。
頭では「行ったほうがいい」とわかっていても、身体が重い。
誰かに「行かないの?」と聞かれただけで、胸の奥がチクッと痛む。
行くっていったものの、
直前になって行く気持ちがなくなってくる。
それはきっと、「正解を選ばなきゃ」とがんばってきたあなたの、心の悲鳴かもしれません。
こんにちは。
カウンセラー翔子です。
私たちは小さいころから「頑張ること」「期待に応えること」を教えられてきました。
だから、大人になっても「せっかくだから」「みんな行くから」「お金ももらえるし」などと、
外側の“正しさ”に合わせようとしてしまうんです。
でもね、本当はもう疲れているのに、無理をしてまで笑顔をつくる必要なんてありません。
「もういい」「今は休みたい」
その本音を、無視しないであげてほしいのです。
「行かない」ことは逃げではなく、自分を守る選択です。
むしろ、あなたの中の“静かな勇気”が働いている証拠です。
世の中は“動くこと”が偉いように見えますが、
本当の成長は“立ち止まること”の中にもあります。
頑張り屋さんの方にほど知って欲しい。
「まだ決めない」という選択も、立派な決断です。
焦らず、今の自分を大切にすること。
それが、次のエネルギーを育てる時間になるのです。
あなたが今、「もう十分やった」と感じているなら、
それは疲れの言葉ではなく、
“やり切った人だけが言える言葉”なのだと思います。
どうか今は、正しさよりも正直さを。
まわりに合わせるよりも、自分の心に合わせてあげてくださいね。







