こんにちは(^^)
自愛力カウンセラー翔子です。
前回からに引き続き今回もニーバーの祈りのポイント2つ目をお伝えします。
(見逃した方はこちらから)
②変えることができないものを受け入れる
ニーバーの祈りのふたつ目のポイントは「変えることができないものを受けいれる冷静さ」です。
では変えることができないものって何でしょうか?
変えることができないもの・・・それは、他人と過去。この2つです。
この「他人」と「過去」は変えようとしても絶対に変えられないものです。
でもこの変えられない「他人」と「過去」で悩むことは実は多いです。
たとえば、生きていく中でもっとも悩みとして大きいのは人間関係の悩みです。
「あの人のせいで私は・・・」「こんな環境じゃなかったら才能を発揮できるのに」「あの人が変わってくれたらいいのに!」「あのときあんなことをしなければよかった‥」
そんな気持ちになることは少なからずあるかと思います。
でも落ち着いて考えると、他人を変えることはできません。
「過去の出来事」も同じです。
過去に起こった出来事はどうにもならない。時間を巻き戻すことはできないわけです。時間が戻らないのは変えられない事実です。
悩んでもしかたがないのはわかっている・・・でも辛い、、悩んでしまう。こんな時も「ニーバーの祈り」は悩む気持ちを整理してくれます。
「他人」と「過去」は変えることができないもの。それを踏まえて「〇〇」
他人と過去が変えられないものであるならば、そのことを「受けいれる」ということをニーバーは言っています。
そして「冷静」に・・・。
この「冷静に」というのもポイントになってきます。変えることのできないことで悩んでいると人は冷静になれないものです。じっくりゆっくり考えれば簡単なことが悩んでいると中々見えこないのです。
そんな時こそ「冷静」になる必要があります。そしてそれを「受けいれる」ことが大切です。
この「受けいれる」ということも言葉で言うほど、簡単ではありません。
人生をかけて追求していいほど、とても難しいことです。でもだからこそ冷静に落ち着いて対処する必要があるとニーバーは言っているのだと考えることもできます。
この受け入れる力は、幸せに生きていく上で大いに役立ってくれます。
まずは「受けいれる」そこに判断を入れないことがポイントになってきます。
他人と過去は変えられないもの。本当にそう??
一方で、自分が変わることで相手が変わったり、事実は変わらなくても解釈が変わったりする点を踏まえるとこれも変えられる部分はあるといえそうです。この見極めは難しいところです。そんな悩みに応えるかのように3つ目のポイントがあります。
次回は3つ目のポイントについてお伝えします^^