こんにちは。
自愛力カウンセラー翔子です。
今回は、愛着障害について詳しく知りたい方に向けて、解説します。
愛着障害とは
愛着障害とは、養育者との愛着が何らかの理由で形成されず、
子どもの心の中や対人関係に問題が生じる状態のことをいいます。
主に母親を代表とする養育者と子どもとの間に愛着がうまく芽生えないことによって起こります。
乳幼児期に養育者ときちんと愛着を築くことが出来ないことが原因です。
愛着障害チェックリスト
では愛着障害の特徴はどんなものか?
愛着障がいには以下のような特徴があります。
当てはまるものはありますか?
ぜひチェックしてみてくださいね。
a.不安が強くて依存心が高い
b.人との距離が近い
c.行き場のない不安、もやもやを抱えている
d.アピール行動や自作自演などの承認欲求行動をとる
e.要求に応えるだけで満足できず、愛情を試す行動がエスカレートする
f.優位性をとりたいために、マウントをとったりいじめをしたりする
g.他人への興味が薄い
h.人との距離が遠い
i.なぜか虚しく意欲がわかない
j.自信がなく、自己否定が強い
k.意欲も成功体験もなく自己評価が低い
l.記憶が飛んだり感情が希薄になったりする
m.自己評価の低さを認めたくないため虚勢や誇大妄想をいだく
愛着障害の種類
愛着障害の症状は大きく2種類に分けられます。
これらはある種正反対の症状になっています。
①不安密着型
上記のチェックリストa~fに当てはまる項目が多かったというあなたは不安密着型です。
人との距離が近すぎることにより起こるものが多いです。
②無関心疎遠型
上記のチェックリストg~mに当てはまる項目が多かったというあなたは無関心疎遠型です。
人との距離が離れすぎていることにより起こるものが多いです。
これらを両方に併せ持つ混合型も存在し、
不安が強くて人に近づきたいが傷つくのが怖いので距離を取るタイプであり、両方の傾向を併せ持ちます。
愛着障害は、5歳以前に発症すると言われていますが、何も子どもだけに起きるものではありません。
乳幼児期に養育者と愛着形成されないまま大人になった場合は、
愛着障がいの症状がそのまま深刻に続いているケースがあります。
愛着障害を持ったままだと、
対人関係に悩んだり仕事がうまくいかなかったりと辛い想いをする方もいます。
ただし、本人も周りの人もそれが愛着障がいであることに、自覚もなく気づかない場合が多いです。
なんだか辛いのに原因が不明。
わからない苦しみでいっぱいだったのではないかとお察しします。
愛着障害の特徴を理解しておくだけでも、客観視することができるので有効です。
しかし、知っただけでは苦しさは変わりません。
実際に愛着を適切に育て直すことが大切です。
では、どうすれば育てなおせるのか?
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