トラウマが解消できる人とできない人の違い。
それは「自分自身の心の声に耳を傾ける習慣があるかないか」の違いです。
なぜなら、トラウマは自分の心の中で未完了の感情を消化できたときに癒されるからです。
たとえば、幼いときのいじめなどがトラウマで、自分らしく生きられないというクライアントがいます。
このトラウマを解消するには、トラウマが思い出されるたびに自分自身と対話する必要があります。
- あの頃は辛かったね。
- よしよし。
- あの頃言われた言葉を気にしてしまうんだね。
「小さなわたし」の声を聴いて、
ちゃんと気づいている。見ているよ。
このように「受け止める」ことが、トラウマ解消のまず第一歩となります。
その際のポイントは、
「評価や判断をせずに〜〜〜と思っている」と捉えること。
そうなんだなと自然体で受け止めることです。
これを日常的に続けることで心の違和感に気づきやすくなります。
トラウマに苦しめられがちな人のなかには、トラウマを思い出す自分を受け止めたことで、解決に向かったという人もいます。
トラウマを抱える人は、
トラウマを気にしている自分を否定していることが少なくありません。
まずはそんな自分を受け止めるところから。
受け止められてようやく、癒すステージに入る土台が出来上がり少しずつ解消されていきます。
日頃から、自分自身の潜在意識の声に耳を傾ける習慣を身に着けることで心の変化に気づけるようになります。
ぜひ、取り入れてくださいね。
