悩み苦しむのは「こうあらねばならない」という考え方が常に念頭にある人に多いです。
自分がこうしているのだから相手は当然自分に対してこうするであろうという思いだったり。自分がやった分だけは相手も自分に返すべきであると考えたり。
そう言った「こうあるべき」「こうあらねば」という考えが自分自身を苦しめていることが多いです。
こんにちは^^
カウンセラー翔子です。
人間関係で悩むすべての人向けにドイツの心理学者フレデリックさんが書いたものでゲシュタルトの祈りという歌があります。この歌は、人間関係で悩んでいるあなたにヒントになることがあるかもしれないので、今日は紹介したいと思います。
私は私のことをします
あなたはあなたのことをしてください。
私が生きているのはあなたの期待に応えるためではありません。
あなたもまた、私の期待に応えるために生きているのではありません。
あなたはあなた、私は私
もし、私たちの心が通じ合わなくてもそれは仕方のないことです。
そして私たちの心がたまたま通じ合うことがあればそれは素晴らしいことです。
いかがですか?(^^)
感想は人それぞれだと思います。
お互いに強制しない、また干渉しないことも人間関係を正常に保つためのひとつの生き方です。
そして、健全な人間関係にはある程度の距離感が必要だと言われています。
この歌は何かの犠牲になることなく自分自身を大切にすること、他人を尊重すること、健全な人間関係はその上に成り立つということを語ってくれていると思います。
自愛力とはこのことでもあります。
自分を幸せにできる人が周りの人をも幸せにすることができます。
この歌がそれに気づく物差しとなれば幸いです。