私たちは普段意識するしないに関わらず、思考を続けています。
その結果として、言葉を発したり、自然に行動することができます。
思考をした結果、声に出して話したり行動したりしています。
つまり、何かをする時、人は無意識に色々と頭の中で思考しているということです。
こんにちは^^
カウンセラー翔子です。
(親の命名に気付かされる素敵な機会があり、しょうこから翔子になりました。)
当たり前の話ですが、人はそれぞれ「思考」は違います。
でもこの当たり前に多くの人は気づくことができません。
他人を理解するためには、いかに当たり前と思って考えることが難しい相手の「思考」に近づき、共感できるかが人間関係をうまくやっていくキーワードになります。
相手の思考が分かれば人間関係がラクになるのはあなたも容易に想像できるでしょう。
そのために「気づく力」が不可欠です。
でもひとえに気づく力といっても、いったいどうしたら良いのか分からず、簡単には出来ないものではないでしょうか。
今回は相手の思考も自分の思考にも使える「気づく」に役立つ考え方を3つご紹介します。
①見えないものを想像する
多くの会話の中で無意識に省略が行われています。
それは発している本人にとっては当たり前の認識であるからということが多いのですが、これがゆえに客観視できなくなることがあります。
たとえば
あの人いい感じだね~
→具体的に何がいいのかもいい感じがどんな感じなのかもわからない
これは高いね
→何と比べて高いのかが不明瞭
私すべてにおいて、なにやってもダメなんです
→誰がダメって決めた?すべてとなっている全てはなにかが曖昧
このように潜在意識の中にある「わずか一部の情報だけが選ばれ、話し手の本意が不明確になっている」ことを知ることで、見えないものを想像する力が育まれていきます。
②具体が抽象化されていないか背景を見る
感情が優位になっているときほど、たったひとつの事象であるにも関わらず、すべてにおいて当てはまるかのように語られることがあります。
たとえば、
あなたってどうしていつもそうなの
→本当にいつもそう?
誰も私の事分かってくれない
→本当にあなたを気にかけている人いなかった?
例外や可能性が考慮されず一般化されたものは巷にあふれています。
本当にそう?例外があるとしたら?
そんな風に例外を認識できると思い込みに気づくことが出来ます。
③ジャイアン的解釈
話す内容を単純化するプロセスで、必然的に意味や真意が歪められることがあります。
私はこれをジャイアン的解釈とよんでいます。
たとえば、
X=Y
私は内向的だから、営業に向かない
といったものがそうです。
ではその根拠は?内向的なトップセールスマンもいるのでは?
どうしてXがYを意味するのか?
イコールになるのか?
自分で勝手に決めつけた揺るがないジャイアン的解釈になっていないかを立ち返ってみましょう。
これら3つを日々意識することで、無意識下にある思い込みに気づき、客観視する力が磨かれていきます。
気づくことができるようになるとズレがすくなくなるので生きやすくなります。
ぜひ日常に取り入れてみてくださいね。
気づく機会が欲しいという方は一度ぜひお話ししましょう。↓
あなたとお話できること楽しみにしています。