こんにちは^^
カウンセラー翔子です。
以前幸せに生きるためには
ありのままを受け入れてもらえる環境が必要不可欠だとお伝えしました。
環境は外的な要因ですが、
ご自身の内的な部分でもありのままを表現する工夫が必要になってきます。
その際のポイントを3つお伝えします。
必要なことがあります。
ポイント1:「いっていいんだ」という安心感を感じ、自己開示して受け入れられる体験
以前、こんなことがありました。
合宿型の研修で1日の感想を言い合う際、
ふつうは研修の内容を中心にみなアウトプットします。
ですが、その回は一人の人が最愛の人の死について話しだしました。
自己開示をひとりがはじめるとほかのひともぞくぞくと開示し始めました。
幼い娘さんを亡くして生きる気力をなくした人、
介護の末に親を亡くしたばかりの人
最愛の人の死関連の話が続きました。
通常こういった話は気軽には話さないものです。
ですがひとりが話し出したことで、
受け容れられる場であることに気づく。
どこまでも温かい場の空気を感じ取り、
「いっていいんだ」という安心感を感じられます。
ひとりの勇気が自然と周囲に影響を与え、話す内容が変わってゆく。
これは日常の中でもよくあることだと思います。
よわさを人に見せることが、心地よい環境づくりの第一歩です。
類は友を呼ぶと言われるように、
頼れない人の周りには頼れない人が、
頼れる人の周りには頼れる人が集まっています。
ポイント2:相手を怒られず傷つけない伝え方
頼るためにはありのままの自分を表現していくことが大切です。
ですが、ありのままを表現すると相手と衝突が生まれやすくなります。
そこで必要になるのが適切な伝え方です。
ポイントは
主語を自分にするアイメッセージを活用して、
相手も自分も責めず、どういう改善ができるのかを
一緒に考えてほしいというスタンスで頼ることです。
あくまで人として対等であり、
相手とより良い関係を築きたいという気持ちと日々の感謝をまず伝える。
伝え方も一朝一夕で身につくものではなく、
伝えやすさも日々の信頼貯金があってこそ磨かれます。
ポイント3:受け入れる力
自分の接し方が人からの接し方です。
自分が攻撃的になれば人は離れていき、寛大になれば人は寄ってくる。
では受け入れ力を高めるためにはどうしたらいいのか?
ここでは端的に3つを紹介しておきます。
ひとつ、受け入れ力がある人と接する時間を増やす
ふたつ、譲れないものをできるだけ少なくする・手放す
みっつ、変えられるものと変えられないものを見極めて変えられるものに集中する
自分の気持ちを表現できない・・
耐えることを美徳とする価値観の中にいるのであれば、
自分の周りの環境を見つめ直し、
あなたの中に頼る文化を育てることから始めませんか?
大きなことをしなくても
自己開示をして安心感を感じられる場を創ることは、
きっとあなたの一歩で始められます。