こんにちは。
カウンセラー翔子です。
今日はご質問をいただきましたので、
ご回答させていただきます^^
【ご質問】
よく他責思考とか自責思考とかあると思います。
やっぱり他責思考はよくないというのがあるじゃないですか。
でも自分が自分がと責めるとつらくなります・・・
また、「他責思考だと成長しない」と聞くと、
あ~自分なんてダメだと思ってしまいます。
実際どうなんでしょうか?
【ご回答】
すごく素敵なご質問をありがとうございます。
他責はダメだから自責!
そう思うと辛くなる・・・
かつての私もずっとその悪循環の中にいたのでお気持ち、
すごくわかるような気がします。
まず、自責には2種類あると思っています。
① 自分ごととして考える自責
– これは非常に重要だと思っています。
② 自分を追い詰める自分いじめの自責
– こちらは心に良くないのでやめたほうがいいと思っています。
他責が悪いかどうかは捉え方次第で、
その問いを考えなくてもいいと思っています。
というのも、
自責か?他責か?という議論は、
何か起こった時に『原因』を考えていると思います。
原因を深掘りすると、
自分のせいだとか、相手のせいだとか、考えが湧いてきます。
ですので、原因に目を向けるのではなく、
目的に目を向けるのが効果的です。
目的に目を向けるというのは、
何かネガティブなことが起こった時に、
これは「何のために」起こっているのかと考えるのです。
「なんで?なんで?」ではなく、
「なんのために?」です。
原因ではなく目的に目を向けることで、
過去ではなく未来に意識が向き、
対策を考えることができます。
「次こうしよう」
このアクションまで決められたなら、
自分ごととして考えられていると言えると思います。
とはいえ、その過程の中で、
人を責めたくなったら、
その気持ちも受け入れていきましょう。
全部受容するのが大切なので、
責めてもいいです。
ですが、実際に攻撃するのかは話が別ですよね。
人を責めたくなる気持ちも自然なもの。
それを自分の中で消化できるようになれたら
素晴らしいことだと思います。
自分の中で思うことはぜんぶ受け入れていく。
「そういうこと思ってはいけない」
と否定することがもっとも心によくありません。
前提はまず全てを受け入れる(=母性愛)
その上で、どうするか?を考えていく(=父性愛)
この二つをあわせて「自愛」だと考えています。
自愛は自分ごととして考える「自責」を
包含したさらに上位な概念だと捉えています(*^^*)